
奄美大島出身のリーダー・SHIGEを中心に、アイリッシュパンクをやろうと結成した6人組のCLOVERS(クローバーズ)。インディーズでアルバムを制作後、今年の5月にメジャーデビュー。そして各自が多種多様な音楽を聴いて広がり、とうとう奄美シマ唄のエッセンスを取り入れた楽曲『朽チ果テナイ唄』が完成。TOWER RECORDS限定発売されたこの曲をタイトルに冠したアルバム(12/6発売予定)はさらに音楽性が広がり、一気に流れに乗った作品が出来上がった。今回はライブのために上京したメンバーの内、SHIGEとヴォーカルのTSUYOSHIに話を聞いた。
■■■CLOVERSメンバー■
SHIGE: ウッドベース (写真右端/奄美大島出身)
TSUYOSHI: ヴォーカル、バグパイプ、ギター
TAKAO: マンドリン、ブズーキ、マンドラ
HARUMI: アコーディオン、ピアノ
KEISUKE: ギター
MITSUO: ドラム、パーカッション
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アルバム『朽チ果テナイ唄』とは
――ニューアルバム『朽チ果テナイ唄』が完成しました。制作にまつわるエピソードなどをお聞かせください。SHIGE: アルバム制作に当たって、初めに9曲用意したんですよ。全曲揃って改めて聴いてみたら、全部マイナー(短調)の曲だったんです。うわっこれは暗いゾって思って、『朽チ果テナイ唄』という曲を追加しました。これは奄美の人や民謡酒場の人に「アイルランドとか色んな国の音楽やってるけど、奄美もやってよ、そうしたらもっと応援できるのに」って言われて、じゃあそういう曲を作ろうと思って作ったんです。でも奄美の民謡を、僕らがそのまんまやるのって面白くないですよね?そこで自分たちがやってきた音楽、アイルランド系と一緒にして1つの形が出来たらなあって、意識して作りました。実はこのアルバムに入れるつもりじゃなくって、もっと先を見据えて作っていたんですけどね。
――でも達成感があったので入れた?TSUYOSHI: イヤイヤ、逆に練りあがるまでは大変でした。
SHIGE: 実は録音するまでの時間が無かったんで、録りながら三線で引っ張ろうか?とかやってました。もう想像だけでしたね、音に関しては。
――アレンジはセッションみたいな感じでされているんですか?
SHIGE: 結構今までってアコーディオンがリードしてたり、笛やマンドリンが中心だったんですけど、今回はリズムから前に出して行こうってやり方でした。和太鼓とか入れたりして。それから三線。アコーディオンも和音でやったり、今まで自分たちがやってこなかった方法でしたね。
TSUYOSHI: その場でやるときもあるし、口では皆あーだこーだ言うけど、結局やってみるか、ということになりますね。
――特にアルバム1曲目のバグパイプにはやられたって感じです。TSUYOSHI: アルバムの1曲目なら、これって感じがあるでしょ?最初に9曲揃った段階で、バグパイプの曲が無くて、前作でも無かったんで、今回は皆の要望もあり、自分の気持ちもあり、で入れました。
SHIGE: 結構早かったよね、まとまったのは。僕はエレキベースを初めて弾きました。ウッドベースだったら出来ないビートって言うか、幅も広げたかったって事もあって。
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